2019年 留学 再考

このたび、教室の大学院生、渡邉美佳医師と、鎌口真由美歯科医師が、学位取得後に、日本学術振興会の留学基金を得て無事留学の運びとなり、安堵している。私が若かった頃は、欧米諸国の方が圧倒的に研究が進んでいたため、上を目指すためには留学するのが当たり前であった。留学のポストを狙って、同僚との競争も激しかった。しかし、最近の若い日本の学生は海外留学に行きたがらない人も多く、私たちの年代と比較して、留学者数も減っているそうだ。

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2018年 初心忘るべからず

私が皮膚科の存在を初めて意識したのは、医学部6年生の時にアマゾン川流域に1か月ほど滞在したときであった。現地の病院を見学した際、受診する多くの重症患者が皮膚に激しい変化を来たしているのを知った。強いショックを受け、このような難病と闘う皮膚科という学問は医師としてのロマンだ、私はこういう重症の皮膚病患者を治して、国際難民キャンプなどで働き、社会に貢献したい、と心から思った。

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2017年 私の挑戦

いつも教室員や学生に念仏のように繰り返し言っているのは、「日本で一番」などというつまらない、小さな夢を持つのではなく、どんな些細なことでも良いので「世界一を目指す」ような、より大きな目標を持とうと言うことです。

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2016年 コミュニケーション能力

私は毎年、1月の年の初めの教室カンファレンスで、出席者全員に対して、年頭所感を述べさせてもらっている。これは私にとって毎年の重要な行事である。前年に心に残ったことを思い起こし、新しい年に向かって、教授としての基本方針、それを成し遂げるための戦略を十分な時間とって考える良い機会となっている。今年の年頭所感には、コミュニケーション能力の重要性をとりあげた。

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