2017年 私の挑戦

いつも教室員や学生に念仏のように繰り返し言っているのは、「日本で一番」などというつまらない、小さな夢を持つのではなく、どんな些細なことでも良いので「世界一を目指す」ような、より大きな目標を持とうと言うことです。

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2016年 コミュニケーション能力

私は毎年、1月の年の初めの教室カンファレンスで、出席者全員に対して、年頭所感を述べさせてもらっている。これは私にとって毎年の重要な行事である。前年に心に残ったことを思い起こし、新しい年に向かって、教授としての基本方針、それを成し遂げるための戦略を十分な時間とって考える良い機会となっている。今年の年頭所感には、コミュニケーション能力の重要性をとりあげた。

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2015年 書く力

教授就任16年目を迎えるが、決してぶれず、絶えず言い続けている言葉がある。北大皮膚科教室員に対してはもちろんのこと、医学生に対しても言い続けている言葉である。それは「日本一を目標にしても意味は無い。どんな小さな分野でも良いから、世界一を目標にしよう、つまり、大きな視野を持つべきだ」ということだ。

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2014年 ESDR(ヨーロッパ研究皮膚科学会)から名誉会員の称号をいただいて

幸運なことに私はこれまで複数の国際学会から名誉会員の称号をいただいています。米国皮膚科学会、オーストリア皮膚科学会、ヨーロッパ皮膚電顕研究学会など、そのひとつひとつに思い出があります。しかし昨年、ヨーロッパ研究皮膚科学会(ESDR: European Society for Dermatological Research)から名誉会員の称号を授与されたことは、私にとって特別な出来事でした。

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